飲食業界23年、現役料理長です。
今回は「飲食店のレジ接客の流れ」について解説しますが、商品が違うだけで他の業態でも基本的なレジ接客は同様の印象です。
レジ接客は難しいイメージがありますが、慣れればホールスタッフとして動き回るより楽です。
一方で、お金を扱う仕事なので「責任感」が必要なポジションでもあり、多くの飲食店では店長や社員・ベテランアルバイトさんが任されるポジションでもあります。
目次
レジ接客の基本的な流れ
飲食店では、お店により「伝票をお客様が持ってくるか」「ホールスタッフが持ってくる」パターンに分かれます。
以上が「レジ接客の基本的な流れ」になります。普段から飲食店をご利用していれば理解できるのではないでしょうか。
レジ接客では、お客様から金額を請求しますが「クレジットカードでのお支払い」のときもあります。
レジ接客「クレジットカード」会計・受け渡しの流れ
飲食店の会計時に、お客様が「クレジットカードでお支払い」するときがあります。
レジ接客の基本的な流れは変わりませんが、金額確認・請求「以降」が変わってきます。
以上が「クレジットカード会計」の流れになります。
お客様がクレジットカードを使用するときは「支払い回数などをしっかり復唱して確認」しましょう。
以上が「クレジットカード会計時の言葉づかい」になります。大手の飲食店や企業では、しっかりした研修が行われますが、小規模な飲食店ではきっちりと言葉づかいまで教えないお店もありますので覚えておきましょう。
レジ接客のコツについて
レジ接客は「レジ打ち込みにばかり気を取られて作業的になる」ことがあります。
お客様が退店する最後は「印象に残りやすい」のでレジ接客のコツを身につけましょう。
接客の基本となる「笑顔」ですが、忙しい時などは忘れがちです。また『ありがとうございました』などの挨拶を一応しているのですが、レジ作業しながらの挨拶は「お客様に不快な印象」を与えかねません。
レジ接客で「モタモタ」されると『この店員さん大丈夫かな？』と不安な気持ちになります。お金を扱うこともあり、お客様を不安な気持ちにさせる行動は避けたいところです。
「不正確なレジ操作・何回もやり直す」なども、お客様を不安にさせる行動です。不正確なレジの内容によっては、お客様を怒らせたり「お店の信用を失いかねない」ので注意しましょう。
クレジットカードのお支払いだけでなく、最近は「QRコードや電子マネー決済」など幅広いお支払い方法があります。
しっかりと、すべてのお支払い方法を頭に入れておきましょう。
レジ接客を覚えると仕事が楽しくなる
レジ接客のなかで不安なのは「レジ作業が覚えられるか？」ではないでしょうか。
最初は、お金を扱うこともあり、緊張したり不安なことも多いでしょうが、慣れると単純作業なので楽しいといわれています。
また、繁忙期の飲食店のホールはかなり忙しいので、レジ接客では『わりとゆっくりできる』という声もあります。
モタモタと不正確なレジ操作は問題ですが、レジ接客では「落ち着いた雰囲気」を演出する必要があります。
飲食店では「誰でもレジ接客の仕事を任せてもらえる」わけではありません。とくに、新人社員やアルバイトは「ホール業務を覚えること」が重要視されます。
ホール業務を早く覚えて、次のステップへ進みましょう。