飲食業界23年、現役料理長です。
今回は「飲食店バイト面接での服装や髪型・準備するもの」について解説します。
以上がポイントです。詳しく解説します。
目次
飲食店バイト面接の服装について
飲食店バイトの面接時は私服で大丈夫ですが「派手な服装や大きなアクセサリー」などは避けましょう。また、Tシャツに短パンのようなラフすぎる服装もよくありません。
清潔感のある服装とは?
私服で「清潔感のある服装」とは、具体的にどのような格好なのでしょうか?
逆に、清潔感のない服装とは?
以上のような服装は避けましょう。
次に「高校生がアルバイトの面接をうけるときの服装」についてを解説します。
飲食店バイト面接「高校生の服装」について
私服で「派手な物が多い・ラフな格好の物が多い」ようであれば「制服」で行くのが無難です。
もちろん「高校生アルバイト可」の店舗に行ってください。高校生アルバイト不可の飲食店に制服で面接に行っても、時間の無駄になるだけなので…
高校生の制服は「校則を守った着こなし」で面接を受けましょう。
「校則を守った服装」でなければ、制服でバイト面接を受けるメリットはありません。
制服は、きちんと着れば清潔感を与えるように作られています。その利点を活かしましょう。
飲食店バイト面接の髪型について
オシャレとして「前髪を伸ばす」男性がいるようですが、長い前髪は面接において印象が悪いです。また、面接時に「目にかかった前髪をさわる」「髪の毛をさわる」癖がある方も注意が必要です。
長い前髪が視界の邪魔になったり不快でさわってしまうなら「整髪剤で固めたり、前髪を短くして」飲食店バイト面接に挑みましょう。
髪の長い方は「襟足がスッキリ見えるように髪をまとめる」のもポイントです。
飲食店バイトの髪色について
アルバイト募集段階で、求人内容欄に書いてあるので確認しましょう。また、何も髪色について記載がない場合は、電話でのバイト面接をお願いする時に担当者さんに確認しましょう。
応募要項に記載されておらず『面接に行ったら派手な髪色は不可だった…』そうなると、面接に関する時間や履歴書代・交通費などすべて無駄になります。
求人内容に髪型や髪色について記載がない場合は担当者さんに確認しましょう。
飲食店バイト面接のメイクについて
メイクについては面接だけでなく、働くようになってからもナチュラルメイクである必要があります。
自分のメイクにこだわりがある方は「髪型・髪色・メイク・アクセサリー自由」のような飲食店があるので、そのような店舗に応募しましょう。
以上の点に注意すると「ナチュラルメイク」になります。
飲食店は接客業なので「スタッフの身だしなみ」が店舗の評判に関係します。なので、派手なメイクを禁止しているお店があります。
キッチンバイトならメイク派手でもいい?
キッチンバイトの場合、髪色や髪型が自由(タオルなどを巻くため)な店舗もあります。ですが、香り付きの化粧品・つけまつげ・ネイルなどは禁止されてる店舗がほとんどです。
詳しくはこちらをご覧ください
飲食店バイト面接時のみならず、勤務時もナチュラルメイクが好まれます。
飲食店バイト面接で準備する持ち物
飲食店の求人によって「履歴書不要」な時もありますが、そのような店舗は少し危険かも…
詳しくはこちらをご覧ください
基本的に履歴書は「どのようなアルバイト」の面接でも必要です。履歴書の項目の中で次にあげるものは、しっかり考えておきましょう。
飲食店バイト面接の「志望動機」
飲食店バイトの志望動機理由の多くは「お金」です
ハッキリいって『志望動機なんてねーよ』そう思われる方もいるでしょう。わたしもアルバイト時代は同じでした。下品な志望動機にならないよう「本心を書き換える」ことが必要です。
例えば
以上のように、本音の志望動機を「真っ当な志望動機」として書き換えることができます。『志望動機なんてねーよ』そう思われる方には、こちらで詳しく解説しています。
志望動機なんてねーよ。飲食店の志望動機欄の書き方が分からない人に
飲食店バイト面接は「長所・短所を聞かれる」ことがある
履歴書によっては、自分の長所や短所を書く欄があります。この項目も非常に重要なので必ず書きましょう。また、履歴書に書く欄がなくても面接時によく聞かれます。すぐ答えられるように、準備しておきましょう。
長所・短所が理由で「面接を落とされる」ことは、ほとんど無いと思います。なぜなら、長所と短所は「裏返し」の性質があるからです。
長所と短所が「裏返し」とは、自分で長所と思っていることが「周りからみれば短所」であったり、逆に短所だと思っていることが「周りからみれば長所」であったりします。
具体的な例をあげると…
以上のように「短所と長所は表裏一体」であり、あなたの長所・短所は他の人が判断することです。
長所や短所の項目で本当に面接官が見ているのは「自己分析ができているか?」です。自分の悪いところを認識してる人は、向上心が強くマジメな印象があります。
しっかり自己分析してバイト面接の準備をしましょう。
飲食店バイト面接の時に「ペンとメモ」も持っていくと好感度が高いです(マジメな印象を与える)
飲食店バイト面接「落ちる人の特徴」について
飲食業界は人材不足で、バイト面接の段階まで進み「落ちる人」は珍しいです(オープニングスタッフは除く)仮に何度も飲食店バイトを落ちてる人は「飲食店バイトに対する適正がない」のかもしれません。
飲食店バイトを「落ちる人の条件」について解説します。
以上の点に気をつけましょう。
「服装や身だしなみ」が、応募した飲食店の雰囲気とあっていない場合「高確率」で落ちます。例えば、客単価の高いレストランに「金髪ロン毛、無精ひげ」で面接を受けると失敗するのは目に見えています。
そのような人は「髪型・髪色・アクセサリー自由」のような飲食店に応募してみましょう。
「言葉づかい・態度が悪い」のは、飲食店のみならず他のアルバイトでも採用される可能性が低いでしょう。
履歴書に「空欄・誤字脱字が多い」のも問題です。
履歴書に空欄があると、何のために履歴書を提出しているのか意味がわかりません。
履歴書は「自分をアピールするためのもの」であり重要な書類です。その重要な書類で「誤字脱字が多い」のは問題でしょう。誤字脱字の多さは「学力の無さ」を示しますし「いい加減な人」の印象を与えます。
理由は、他に面接を受けた人が「飲食店が希望する日に働ける」からです。ちなみに、飲食店バイトで平日のみの出勤ではかなり厳しいです。他の業種を探しましょう。
「面接官の質問に対する答えがあいまいな人」も要注意
なぜなら「信用できない」からです。
あいまいな答えと似たものに、誇張しすぎな答えもあります。『フル出勤で働けます!休みはいらないです!』こういうタイプの人は、早めに辞めてしまいます。飲食店バイトはキツいので、学校の授業があり忙しい学生さんには「かなりの負担」となります。
「誇張しすぎ」の答えも「あいまい」な答え同様に、信用ができないので落ちることがあります。
飲食店の営業は「体育会系のノリ」であることが多く繁忙期はなおさらです。
元気がないタイプで飲食店バイトしたい方は、キッチン(客席から見えない)に向いてるかもしれません。キッチンは黙々と調理することが多く、ポジションによっては「喋ってはいけない」ことがあるからです。
飲食業界は人材不足であり「面接で落ちる」のは相応の理由があります。思い当たる点は改善して面接に挑みましょう。
まとめ
今回は、飲食店バイト面接で気をつけたい「服装や髪型と準備するもの」について解説しました。
また、飲食店のバイト面接では「履歴書を準備する」必要があります。面接時に「メモとペン」を持参することも大切。
飲食店のバイト面接で落ちることは珍しいので(オープニングスタッフは除く)しっかり準備して、面接の日をむかえましょう。