飲食業界23年、現役料理長です。
今回は「転職したいけどめんどくさくて最初の一歩が出ない」というお悩みについて解説します。
飲食業界だけでなく、一般的な企業で働いてる方にとっても似たような経験があると思います。
転職活動が面倒な理由として「仕事で疲れてやる気が起きない」ことが最大の原因ではないでしょうか。そのお気持ちもわかりますが、疲れている原因は「現在の仕事」です。
現在の環境を変えないかぎり「あなたはずっと疲れたまま…」
めんどくさいと考えず「まずは一歩」を踏み出してみましょう。
この「行動」を妨げる原因として「多くの人の意見に振り回される」ということが考えられます。
目次
「転職めんどくさい」2chは参考になる?
「転職めんどくさい」と感じる人が、見てしまいがちなのは「転職めんどくさい」2chです。
同じような「心境」「考え」の人を求めて「転職めんどくさい」2chを見てしまうと思いますが、現在の職種・給料・待遇・職場環境・労働条件など皆さんさまざまです。
自分と異なる環境の皆さんの意見、ましてや「匿名の人の意見」は本当か?もわかりません。
- あなたが「仕事を辞めたい」理由
- 仕事を辞めたいが「転職めんどくさい」と感じる理由
以上の点を明確にできると、一歩進めるでしょう。
「転職めんどくさい」と感じる理由
転職活動がめんどくさいのは、以前の「就職活動」を思い出してるからではないでしょうか?
就職活動をした経験がある方が、同じ業界に転職する場合「自己分析や業界研究」をする必要はありません。他の業界に転職をお考えの方は、自己分析などが必要になりますが「転職サイトで簡単」にできます。
「筆記試験やグループディスカッション」「エントリーシート」や「面接対策」なども経験済みであれば、めんどくさいことはありません。
転職めんどくさい「企業研究」
転職するための「自己分析や業界研究・筆記試験」などの対策は、今までの経験が充分にあれば問題ないでしょう。
企業研究って聞くと何だか大変そうですが「今の職場の悩みを解決できる」企業を探すだけです。
就職や転職は、人生に与える影響が大きいです。しかしながら、現在の日本では終身雇用や年功序列制度は「ほぼ崩壊」しています。なので『転職で失敗してはいけない!』と気負う必要はありません。
飲食店の転職「企業研究」のポイント
飲食店の転職で考えたいのは「10年後のビジョン」です。
あなたの「10年後のビジョン」と関係性が深い企業に転職しましょう。10年後に「40代以降」となるなら、企業研究をしっかりやるべきでしょう。
将来、独立開業するつもりなら、色々な企業に転職して「利益構造や料理・オペレーションなどを学ぶ」ことがオススメです。
40代以降も企業に残りたいのなら、大手企業で働くしかありません。大手企業で「役職を目指す」形です。
以上の理由からです。
企業研究よりも「将来あなたがどうなりたいのか?」を先に考えるべきです。
転職めんどくさい「志望動機」
以上のことが考えられます。
企業研究をすると「応募書類作成対策や面接対策」につながります。企業研究は、応募書類を作成する場合や面接時に聞かれる志望動機を考えるうえで不可欠です。
志望する「企業の事業領域や仕事内容・競合他社との違い」を理解して、志望動機に説得力が出るからです。
転職理由や志望動機を答えるうえで「企業研究」は情報収集として欠かせません。
「志望動機を考えるのがめんどくさい」と感じている場合、志望する「会社の情報を充分に集めれていない」又はあなたが望む将来に「向いていない企業」の可能性が高いです。
現在の職場の悩みを考えると「志望する企業」のヒントになるでしょう。
「転職めんどくさい」と先延ばしにする理由
「転職活動がめんどくさくなる」理由として、転職活動を始めてみたものの「現在の仕事に身が入らなくなった」ことが関係しています。
『仕事を辞めるぞ!』と転職活動を始めると、現在の仕事が以前にも増して嫌になります。
しかしながら、現在の仕事に対して「開き直った心持ち」になると、なぜか『以前より勢いがある』『自信に溢れてる』など、周りからの評価が上がることがあります。
仕事に対してモチベーションが低いのに、周りからの評価が上がると『転職活動することが、めんどくさい』と思うようになります。
また、転職を考えた理由が一瞬の感情であった場合、周りからの評価が良くなると『転職だるい…』と思うようになります。
一方で『現在の仕事でもいいかな…』と思えるのなら、転職活動をしなくてもいいです。
仕事を辞めるときは「それくらいの勢い」があるものです。また、転職活動をしながら(辞表を提出せず)現在の仕事を頑張るのは難しいです。
現在の仕事を続けながら転職活動をして「次の仕事を決めてから辞表を出す」のは理想的ですが、1人のチカラでは厳しいでしょう。
転職活動がめんどくさい人は「他人」を使おう
自己分析や業界研究・企業研究・書類や面接対策がめんどくさいなら「知人のコネで転職」するか「転職エージェントに任せる」のが楽です。
一方で『転職エージェントがめんどくさい』という声もあります。
転職エージェントがめんどくさい理由
- 面談が多い
- 連絡がしつこい
- 転職に時間がかかる
- 説教をされる
以上のような理由があるようです。わたし自身が転職エージェントを利用した経験あるので「真偽のほど」をお伝えします。
転職エージェントは「面談・連絡」が多い?
転職エージェントのかたもお仕事なので「転職意識の低いひと」に関わり続けるメリットがないからです。
転職エージェントは「転職まで時間がかかる?」
「転職まで時間がかかる」のは、転職エージェントの方に教えてもらいました。
転職まで半年は「ゆとりを持ちながら、より良い転職先を探す期間」のように感じます。
転職エージェントに説教される?
わたしの場合は「転職エージェントの方から勇気」をもらいました。
現在の仕事を辞めたい訳ではなく、新型コロナの影響が「不安なので転職エージェントサイトに登録した」からです。
現在の仕事が辞めたい訳ではなく「転職エージェントに登録する人は珍しい」ようで『現在の会社が好きだ』と伝えると転職エージェントの方は泣いておられました。
現在の仕事が好きならば『新型コロナの影響で、会社や社長も大変なので助けてあげて下さい』と勇気をもらいました。その結果、今の会社で頑張ろうと思えたことは事実です。
以上のタイプの人には「転職エージェント」をおすすめしません。
転職エージェントサイトは「基本的にめんどくさいことを解決してくれるお仕事」なので、興味がある人だけ登録しましょう。「今の仕事が素晴らしい」「良い会社である」と気づくキッカケにもなります。
「転職めんどくさい」と感じるのは1人で仕事を探すから
なぜなら「自分1人で仕事を探さなければいけない」ですし、書類作成なども「すべて自分」でやる必要があるからです。
転職サイトで未公開の「志望の企業」を探し、転職エージェントの方に目星を付けた「志望の企業の求人はないですか?」と聞く裏技があります。この技を使えば、めんどうな企業研究や書類作成も簡単にクリアできます。
転職サイトの登録でめんどうなのは「職務経歴書の追加や登録」なので、ワードやエクセルで作成しておくと効率的です。
そのような面倒なことをすべて解決してくれるのは、転職サイトとエージェントサービスを併せ持つ「doda」です。
まとめ
今回は、転職したいけどめんどくさくて「最初の一歩が出ない」というお悩みについて解説しました。
「現在の仕事が忙しい・時間がない」などの理由で、転職を先延ばしにしていても「人生は変わらない」
「考える」とめんどくさくなるので「まず行動する」
転職がめんどくさいと感じる人は「自分の将来像が明確に見えていない」可能性が高い
自分の将来像がみえる、又は現在の仕事の悩みを解決したいのなら「志望企業の条件を決め」今を変えると未来も変えられる。
志望企業の条件にあてはまる企業を「転職サイト」などで探してみる(無料で利用できるから)
以上の流れが「めんどくさい転職を解決する方法」となります。
「仕事内容がきつい・仕事量が多い」などは「昇格したり・人間関係の良さ」で乗り切れることが多いのですが、転職を考える理由が「人間関係の悪さ」の場合は改善する可能性が低いです。
なぜなら「他人の性格は簡単に変えられない」から
また、転職で「知人のコネ」を使用するのは楽なのですが、知人のコネで入社したので仕事内容があわなくても「辞めづらい」という問題もあります(わたし自身が経験済み)
完全無料で利用でき、人間関係のめんどくささもない「転職サイト」や「転職エージェントサービス」が現代の転職方法といえます。