調理師免許は更新必要なし?紛失・失効・取り消し時の対応方法

調理師免許は更新の必要ある? 調理師になりたい
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飲食業界23年、現役料理長です。

今回は「調理師免許の更新」について解説します。

結論から申し上げますと「調理師免許証は更新する必要ありません」

更新の必要はありませんが、シチュエーションにより「申請する」必要はあります。

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調理師免許の更新は何年?

先ほど述べたように「調理師免許は更新する必要ありません」

ですが、次のような場合は申請する必要があります。

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調理師免許「申請忘れ」が多いシチュエーション

調理師免許は更新する必要ないのですが「申請しなければならない」シチュエーションがあります。

調理師免許「申請が必要」なシチュエーション

  • 引っ越しによる住所変更
  • 住民票を移すとき
  • 結婚による姓名変更

以上の理由のとき「調理師免許を申請する必要」があります。

調理師免許申請に必要なもの

  • 調理師名簿訂正・免許証書き換え交付申請書
  • 調理師免許の原本
  • 戸籍謄本

申請書類の名前などが「届ける都道府県により異なる」場合があります。管轄の保健所でご確認ください。

調理師免許「更新2年」と間違えやすいこと

調理師免許の「更新が2年」と間違えやすいことがあります。

2年毎に必要なのは「調理師業務従事者届」

調理業務に従事されている調理師は「調理師法により2年に1度、調理師業務従事者届の提出」が義務付けられています。このことが「調理師免許証の2年更新」と間違われやすいようです。

調理師業務従事者届の目的

飲食店などにおいて調理業務に携わる調理師の資質向上を図るため、その就業地帯を把握することにより、調理師の資質向上のための研修事業などの実施の円滑化を図り、国民の食生活の向上を図るのが目的とされています。

*義務付けられていますが、罰則はありません

調理師免許「再発行登録番号」がわからない

調理師免許「登録番号」は調理師免許の「右側に記載」されています。

調理師免許を紛失し登録番号がわからない場合は、現在お住まいの保健所などの窓口で本人確認できる書類(運転免許証、保険証など)を提示するか、調理師免許再交付申請の手続きが必要です。

個人情報なので「電話での対応」はしていない

 

調理師免許を紛失したらどうすればいい?

調理師免許を紛失した場合は「再交付の申請」をすることができます。

申請に必要な書類は「以下の2つ」と「再交付の手数料」が必要になります。

再交付に必要な書類など

  • 調理師免許証再交付申請書
  • 運転免許証や保険証(本人確認書類)
  • 再交付の手数料

申請先は「調理師免許証を取得した都道府県」が窓口になりますので、住所などが変わられてる場合は注意が必要です。

調理師免許カードってある?

調理師免許証は「携帯しておく必要がない」ため、カードタイプのものはありません。

表彰状のような形のものになり、個人店では額に入れ店舗に飾り免許取得者として「衛生面での安心・信頼」をアピールすることが多いです。

調理師免許証は、調理師と名乗れる以外にも「食品衛生責任者講習が免除」されたり「ふぐ調理師になるために必要な資格」にもなります。

まとめ

今回は「調理師免許の更新」について解説しました。

調理師免許は「更新の必要はない」が状況により「申請する」必要はある

調理師免許申請が必要な時とは?

引っ越しによる住所変更した時
住民票を移した時
結婚による姓名変更した時
調理師免許が「2年更新」ではなく「調理師業務従事者届」が2年更新(義務付けられているが罰則はなし)
以上が今回のポイントになります。