接客で笑顔は基本「接客笑顔トレーニング」をご紹介

接客笑顔トレーニングをご紹介 接客の仕方
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飲食業界23年、現役料理長です。

今回は、接客の基本「笑顔」について解説します。

『笑顔で接客』と言われても、慣れないうちは簡単にできません。

鏡の前で「自分の笑顔」を確認して『どうすれば自然な感じの笑顔が表現できるか?』を考える「笑顔トレーニング」をする必要があります

接客スタッフのかたは「笑顔トレーニング」などを行い素敵な笑顔で接客しています。何事も「練習が必要」なわけですね。

「笑顔トレーニング」のような実践のみならず「接客と笑顔」の関係性についても理解しておきましょう。

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接客に笑顔はいらない?

そもそも根本的に「接客に笑顔」は、なぜ必要なのでしょうか?

この質問に答えられる人は「自然な笑顔」ができてると思います。なぜなら、笑顔で接客の本質的な意味は「お客様に感じの良い印象を与えること」だからです。

逆にいうと、笑顔がなくてもお客様に好感度が高ければ「笑顔は必要ない」ともいえます。

接客で自然な笑顔が出ない人は「お客様に感じの良い印象を与える」という本質を理解できていないのが原因ではないでしょうか

「笑顔で接客」の本質を理解できていなければ「接客の笑顔が気持ち悪いもの」になります。

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「接客の笑顔」が気持ち悪い

『接客は笑顔で!』と上司や先輩から教えられると『いつも笑顔できなきゃ!』と勘違いし、どこかぎこちない「気持ち悪い笑顔」になりがちです。

その「ぎこちなさ」を上司などに指摘されると、ますますどうしていいか分からなくなります。

接客の笑顔が気持ち悪い原因として「上司の部下に対する教育不足」が考えられます

先ほど述べたように「笑顔で接客」の本質は「お客様に感じの良い印象」を与えるためです。このことを上司はしっかり教育しなければなりません。

気持ち悪い笑顔は「誠実さ」で改善できる

各個人は「その人に適した雰囲気・個性」を持っています。

「お客様を邪険に扱う・呼ばれても無視・腕組みしている・私語で盛り上がっている・態度が悪い・吐き捨てるような物言い」などは接客業で論外ですが「誠実な対応」なら笑顔でなくてもお客様は満足します。

例えば、コンビニのレジでアルバイト初心者の方が必死に接客対応しているときがあります。

不慣れなので笑顔もありませんが「一生懸命さ」は伝わります。そのようなシチュエーションのとき、わたしは『頑張れ♪』と心の中で思いますし、一生懸命さが微笑ましくもあります。

このように、接客において「笑顔なら良い」というわけではなく「誠実さ・一生懸命さ」は上回るといえます

ですが、仕事に慣れた頃に、効率的な作業だけでは「機械的・マニュアル的な作業」となるので、笑顔が必要になります。

仕事が不慣れなうちは「誠実さ・一生懸命さ」が重要で、ぎこちない笑顔の接客は必要ない

仕事に慣れてくると「接客が作業的になる」場合があるので、笑顔で接客のような「お客様に好印象を与える」ワンランク上のスキルが必要になる

「接客笑顔トレーニング方法」をご紹介

接客マナーの1つとされている「笑顔」ですが『笑顔を作るのが苦手…』という接客スタッフも多いのではないでしょうか。

笑顔は「自然な感じで出来る人」と「そうでない人」がいます。

笑顔は「自然な感じで出来ない理由」を理解すると、誰でも自然な笑顔で接客できるようになります。

接客で上手く笑顔が作れない原因

  • 仕事が不慣れで「緊張している」
  • 自分の笑顔に「自信がない・嫌い」
  • 笑顔で接客の意識が続かない・目的の本質を理解していない
  • 接客が楽しくない・嫌い・苦手意識がある

「接客笑顔トレーニング」を始める前に、上記のような「笑顔が作れない原因」を理解しておきましょう。

ほとんどの場合、接客笑顔トレーニングをすれば改善できますが「接客が楽しくない・嫌いな人」は違う職種を選択したほうがいい可能性があります。

なぜなら、「嫌い・苦手なこと」は上達しにくいからです

笑顔トレーニングしても『改善できない、やっぱり接客は苦手、好きになれない』なら違う職種へ転職を考えましょう。

接客笑顔トレーニング方法

接客笑顔トレーニングを普段から意識すれば「自然な笑顔」をつくれるようになります。

接客笑顔トレーニング方法

  • 鏡を見て笑顔が出来ているか確認
  • 顔のマッサージをする
  • 表情筋を鍛える

以上のトレーニングをしてみましょう。

鏡を見て笑顔が出来ているか確認

  • 口を横に開く
  • 歯を見せる
  • 口角をあげる

「鏡を見て笑顔トレーニング」は、上記の状態を10秒キープします。

10秒キープし終わったらリラックスして、もう1度「笑顔キープ」これを鏡の前で3〜5回繰り返します。

鏡を見る笑顔トレーニングの効果

  • 笑顔が出来ているか確認できる
  • 表情筋が鍛えられ、笑顔を作りやすくなる

以上の効果が見込めます。

最初は鏡を見ずに自分の笑顔を作ってみて「その後に鏡で確認する」のも良いでしょう。なぜなら、自分の笑顔に足りないポイントがわかりやすいからです。

例えば、口角は良いけど『歯が見えてないな』とか、もっと『口を横に開くべきだな』など、自分の意識と実際の笑顔のギャップを確認できます。

自然と出来てる部分は今のままで良いので「不足してる部分」を効果的にトレーニングできます。

顔のマッサージをする

「顔の筋肉が硬い」と笑顔がうまくできません。

顔のマッサージをすることによって「顔の筋肉が柔らかくなり」笑顔がつくりやすくなります。

顔のマッサージ方法

  • 両手の指でほっぺに手をあてる
  • 円を描くように手を動かす(10周ほど)

朝起きた後・メイクする前などにルーティンとしてマッサージしたいところです。

表情筋を鍛える

表情筋を鍛えることは「鏡トレーニング」や「顔のマッサージ」にも共通している大切なことです。

表情筋を鍛える方法は「口角を上げたり下げたり、目元をニッコリ」など実際の笑顔を作るイメージです。

口角を上げるのが苦手な人は『イー』と発音すると「口が横に開き」口角を上げやすい状態になります。

表情筋を鍛えるのが目的でありますが、笑顔には「他の効果」もあるので少しご紹介します(つくり笑顔でも同様の効果があります)

笑顔の効果

  • 免疫力がアップする
  • エイジングケアになる
  • ポジティブな気分になる
  • コミニケーションがスムーズになる
  • 笑顔は笑顔を呼ぶ
  • 幸福度がアップする

以上のように、笑顔にはお客様に良い印象を与えるだけでなく「自分自身にも良い効果」があります。『笑う門には福来る』という言葉がありますが、それは本当のようです。

接客業のスタッフさんは「年齢のわりに若い」印象がありませんか?

『人に見られる商売だからだ』といわれますが、笑顔の効果が大きいです。

わたしは調理師ですが『最近笑えてないな、表情筋が硬いな』と感じる時、バラエティ番組を見たり笑顔トレーニングをします。

気分が良くなり「前向きになれる」のでオススメです。

ポジティブな気分になれる効果がある「笑顔トレーニング方法」を繰り返しても『やっぱり接客業は向かない…』と思ってしまう人は違う仕事に向いてるかもしれません。

たくさん笑える職場が「あなたに適した仕事」ではないでしょうか。

まとめ

今回は、接客業の基本である「笑顔」について解説しました。ポイントをまとめます。

接客業で「笑顔」はなぜ必要なのか?

  • お客様に良い印象を与えるため
  • 笑顔で接客されるとお客様も笑顔になる「同調効果」があるから

接客では、不自然な笑顔より「誠実さ・一生懸命さ」が上回ることがある。自然な笑顔が作れない・仕事が不慣れなうちは、作業仕事をマスターし「心に余裕を持つ」ことが大切。

接客業で上手く笑顔が作れない原因

  • 仕事に不慣れで「緊張している」
  • 自分の笑顔に「自信がない」
  • 「笑顔で接客」の意識が続かない
  • 接客業が楽しくない・嫌い・苦手意識がある

上記のような「笑顔が作れない原因」を理解すると、自分に何が足りないか?が分かりやすい。

「接客笑顔トレーニング」は家でもできるので笑顔を作ることが苦手なら練習しよう。

接客笑顔トレーニング方法

  • ①鏡を見て自分の笑顔を確認する
  • ②顔のマッサージをする
  • ③表情筋を鍛える

「笑顔」は接客業の基本でありますが、自分自身がポジティブになるような効果もあります。

『笑う門には福来る』

あなたの人生が豊かなものになりますように。

*どうしても「笑顔を作るのが苦手」なら他の職種を選びましょう

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